こんにちは。
今日は食事に関係した股関節のキーワードをご紹介しましょう。
それは、
「栄養を摂るのはOK、ただし、内臓を働かせてね」
股関節痛の基本は、「目的地に向かうことは間違いではないがその道中に問題がある」です。
その警告は、食生活に対しても発せられることがあります。
ビタミン剤や栄養ドリンクを毎日摂ると、骨がゆがんでくることがあります。
市販されているビタミン剤や栄養ドリンクには、体に有害な毒素などは入っていません。
そしてビタミンは、体に絶対必要な栄養素です。
それなのにビタミン剤を毎日かかさず摂るとなぜ、体は骨をゆがませるのでしょうか。
それは、内臓にきちんとお仕事をさせていないからです。
体が栄養を吸収するためには、まず歯で噛み砕き、胃酸で分解し、腸で消化液や消化酵素を浴びてさらに分解し、そうしてやっとその食材から栄養を取り出してから吸収するのです。
ビタミン剤はそれらの過程を終えて取り出した形の栄養ですから、途中の内臓のお仕事はほとんど必要ありません。
体は、それぞれの器官に役割があり、それぞれがしっかりお仕事をしてチームプレイで生きているのです。
その役割を奪うような食生活をしていると、体は股関節の痛みで警告を出すのです。
その足は、自分の力で目的地まで歩んでいくためにあるのだと。
また食事も毎回しっかり摂りながらビタミン剤を毎日摂っている場合も、内臓はサボってしまいます。
それは内臓での分解作業をあまり必要としないビタミン剤は食事を追い越して先に腸に到達して吸収されるため、そこで栄養が足りてしまいます。
そうなると、後から追いかけてくる食品を分解する必要がなくなるからです。
そういう時はビタミン剤を摂る頻度を下げて、野菜やお肉などのしっかり内臓を働かせる食事を中心にしてみましょう。
同じ理由で、カルシウム剤やプロティーンを摂りすぎたときにも股関節が痛くなることがあります。
ただ、ビタミン剤を摂ること自体が悪という訳ではありません。
病気などで内臓が弱っているとき、ここ一番の勝負時で食事をする時間が取れないとき、他に食べ物が全くないときなどは、大いにビタミン剤の力を借りましょう。
■ 解読カイロプラクティックの解読施術は、骨のゆがみのパターンから、体のことばのジャンルを割り出し、一緒にその理由を推理し、ゆがみ解除に向かう対策を考えます。
※解読による症状の変化には個人差があります。
※解読カイロプラクティックは、病院の治療と並行して行っても大丈夫です。
また病院に通院中の方は、解読により痛みが消えても自己判断で通院はやめないでください。
こちらでは、整体師やカイロプラクターの方が実践で使える診断ポイントなど、かなーりマニアックな記事を書いていく予定です。 noteはこちら
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