こんにちは。ごきげんいかがですか?
毎日寒いですね。さらに乾燥も加わって、ハンドクリームが手放せない人も多いのではないでしょうか。
そこで今日は、アカギレのキーワードをご紹介しましょう。
それは、
「手を切れ」
腕の付け根から指先までの範囲を上肢といいます。
上肢の共通のキーワードは、
「距離感」です。
家族の距離感
恋人の距離感
友人の距離感
仲間の距離感
他人の距離感
ライバルの距離感
コミュニケーションにおいて、距離感はとても重要です。
体は、目の前にいる相手が、家族なのか仲間なのか他人なのかを瞬時に判断します。
その基準はとても原始的です。
自分の認識では仲間だと思っていても、体は、自分と相手の資質やいま置かれている状況から、仲間ではないと判断することがあります。
すると、「その相手との距離が近すぎですよ」という警告のゆがみが登場します。
そしてアカギレは、相手が最も近い距離に来ようとしている警告サインです。
最も近い距離とは、赤ちゃんと親の距離です。
そこで行われる代表的な行為は、”しつけ ”です。
それは、相手から何の依頼も受けていないのに、教育をする行為です。
それは、まだ柔らかく自分の型が決まっていない段階で、親の判断で型をつくる行為です。
それが問題なくできるタイムリミットは、7歳です。
そこから先は、その分野の教育を望んでいるか、相手の意思確認が必要になります。
そのため、お互いが大人(7歳以上)なのに、躾のコミュニケーションをしてくる相手と関わると、手を切れサインのアカギレが発生するのです。
例え内容が、相手にとっては成長する過程で躾けられた ”正しいこと” であっても、関係ありません。
体は、そのコミュニケーションが、躾か躾ではないかで判断するのです。
また、人間にとって適切な距離感を持てないことは、群れそのものの安定が脅かされるので、その警告は強烈です。
むやみに相手を近づけさせている本人だけでなく、その家族にもアカギレが発生します。
因みにわたしが、躾をしてくる相手に無防備に近づくと、わたしだけでなく夫の手までパックリ割れます。
最初はその因果関係が分からず、何か月も夫の手が割れつづけました。
わたしがやっと気づいてその相手から離れると同時に、一晩で夫の手が修復されたのです。
この手を切れサインで注目する点は、どちらかが悪い訳ではないというところです。
一番しっくりくることばは、相性。
赤ちゃんを躾ける訓練をしてきた人や躾のコミュニケーションを受け続けた人は、躾の項目からはずれた行動をとっている人を見ると、躾モードのスイッチが入ってしまいます。
それを自制心で止めることは、ほぼできません。(参照:鼠径部痛と克服できない弱点)
これは悪いことではなく、ひとつの個性です。
ただ、赤ちゃんではないわたしとの相性は最悪なだけです。
自分にとって相手が嫌なコミュニケーションをとってきたとき、それを嫌だと伝えたら、相手がそれを自制心で止められる種類のものの場合、体は、手を切れサインではなく、膝を突き合わせて語り合ってごらんサインの膝の痛みを出現させてくれます。
自分にとって相手が嫌なコミュニケーションをとってきたとき、それを嫌だと伝えたら、相手がそれを自制心で止めらない種類のものの場合、体は、”手を切れサイン”を出してくるのです。
また、手を切れサインと同時に、鼠径部の”そこに克服できない弱点があるよサイン”で現状を教えてくれることもあります。
体のサインで現状を把握したら、後は、対策を立てるだけです。
その対策が現実的で且つ有効なら、手を切れサインの役目は終了となります。
次回は、もうひとつのアカギレです。
※解読による症状の改善には個人差があります。
解読カイロプラクティック
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