肩こりの方の8割に、骨盤の問題があります。
その中で一番多いケースは、骨盤はがれ。
厳密に言うと、骨盤の仙腸関節のところが不安定になるのですが、
カイロプラクティックではこれを、骨盤はがれと表現します。
骨盤の関節がはがれると、
上半身がグラグラしてしまうので、
背中やお腹や足の筋肉を硬くして、ぐらつきを押さえようとします。
特にいちばん緊張する筋肉は、背中にある広背筋です。
この筋肉は、骨盤と脊柱から、腕の付け根にくっついています。
筋肉は、縮めることで硬くなるので、この広背筋を縮めると、腕が下に引っ張られます。
その腕を上に引っ張り上げるために、肩の筋肉が縮んで硬くなります。
これが骨盤はがれから発生する肩こりのメカニズムです。
この肩こりの場合、肩の筋肉には何の問題もないので、肩をどんなに施術してもほとんど効果がありません。
なぜなら、問題がない部分は治しようがないからです。
当院では、このタイプの肩こりを判別し、骨盤はがれを矯正すると共に、
なぜこの骨盤はがれが発生するのかを推理します。
骨盤はがれのポイントである仙腸関節は、関節面がとても大きいため、外からの力ではがすとなると、交通事故などのような強い衝撃でもない限り、そうそうはがれるものではないのです。
しかし肩こりのかたの8割が交通事故に遭っているというかというと、そんなことはありません。
では、それ以外のはがれる原因は?
じつは、骨盤はがれを引き起こす特有のストレスがあるのです。
つづく
■ 解読カイロプラクティックの解読施術は、骨のゆがみのパターンから、体のことばのジャンルを割り出し、一緒にその理由を推理し、ゆがみ解除に向かう対策を考えます。
※解読による症状の変化には個人差があります。
※解読カイロプラクティックは、病院の治療と並行して行っても大丈夫です。
また病院に通院中の方は、解読により痛みが消えても自己判断で通院はやめないでください。
こちらでは、整体師やカイロプラクターの方が実践で使える診断ポイントなど、かなーりマニアックな記事を書いていく予定です。 noteはこちら
解読カイロプラクティック
京王線府中駅から徒歩7分