なぜ体は、仲間どうしのコミュニケーションで、感情に優劣をつけることを嫌うのか。
このテーマを探し始めたきっかけのエピソードがあります。
30代前半の女性Aさんは、身長155センチくらいの小柄で、よく会社の上司や同僚の仕事の姿勢についての愚痴をこぼしていました。
彼女の愚痴の表現がとてもコミカルで、わたしはお腹を抱えて笑い、愚痴をきかされるあの特有の疲労は全く感じることはありあせんでした。
ある日のこと。
Aさんはいつものように楽しい愚痴を言いかけて、ハッとしたよう様子で、愚痴を中止しました。
その瞬間!
Aさんの骨盤がググググーっとゆがみはじめたのです。
ちょうど骨盤の触診中だったので、そのゆがむ様は、ダイレクトにわたしの手の平に伝わってきました。
おいおいおいおい!? ちょっと待った! いま何が起きてる???
わたしは一瞬パニックに陥りました。
ここ(当院)は、骨格を整えるところなのに、余計にゆがんでしまっては困るのです。
わたしはAさんに聞いてみました。
「いま何で愚痴を言うのをやめたのですか?」
「あー、きのうセミナーを聞きに行って、人の一面だけを見て嫌ったりしてはいけないなーって思って」
なるほど。確かにそうだ。特段おかしな話でもない。彼女は正しい努力をしていると思う。
でも、その努力をはじめた直後に彼女の骨はゆがんだ。
これはいったいどういうことなのだろう。
このことをきっかけにわたしは、感情を封印することと骨のゆがみの関係を探りはじめました。
つづく
■ 解読カイロプラクティックの解読施術は、骨のゆがみのパターンから、体のことばのジャンルを割り出し、一緒にその理由を推理し、ゆがみ解除に向かう対策を考えます。
※解読による症状の変化には個人差があります。
※解読カイロプラクティックは、病院の治療と並行して行っても大丈夫です。
また病院に通院中の方は、解読により痛みが消えても自己判断で通院はやめないでください。
こちらでは、整体師やカイロプラクターの方が実践で使える診断ポイントなど、かなーりマニアックな記事を書いていく予定です。 noteはこちら
解読カイロプラクティック
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