嫌いな上司のことを嫌わないように努力したら骨がゆがんだAさん。
「人のこと恨んだことがない人が、恨みって感情を理解できるわけないじゃん!」と、疑問を投げかけてきた20代前半の女性。
彼女たちとの出会いによって、ある仮説が浮かび上がってきました。
感情を否定して封印しようとすると、骨がゆがむ。
なぜ?
それは、感情は体が決めているから。
体は、自分の資質、環境、その後の展開など、さまざまな情報を分析して、今必要な感情を導きだしているようなのです。
例えば、前に進んでも問題ないときは、やる気満々。
逆にいま前に進むと、後々支障が出てくるときは、やる気がでない。
のように、感情は単なる指標で、その指標に優劣などつけられないのです。
そしてここから見えてくるのは、どうやら体のゆがみは、予知能力と思われるのです。
体は、ちょっと先の未来を覗いてきて、このまま前に進むと、本人が本質的に望んでいないところに行きついていることを知り、
軌道修正をかけるなら今だ!ってときに、感情で知らせます。
ところがその感情をなかったことにしようとすると、それができないので、頭蓋骨をゆがませ、感情の中枢を直接刺激して、感情のボリュームを上げます。
それでもなかったことにしようとすると、さらに骨をゆがませ、さまざまな症状を使って軌道修正をかけます。
その症状の代表的なものが、肩こりです。
なぜ肩こりなのかというと、コリによって血流をわざと悪くして、あれこれ理屈で考えることを妨害しているのではと考えられます。
ということは、骨盤はがれが原因の肩こりを発生させない秘訣は、感情を封印しないということになるのですが、
ここで、大きな問題が立ちはだかります。
それが、感情に貼られた、優劣のレッテルの存在です。
例えば、良い感情、悪い感情、レベルが高い感情、レベルが低い感情、美しい感情、汚い感情、のように、
感情に優劣のレッテルが張れらていると、
悪い、レベルが低い、汚いとされる感情は、どうしても封印しようとしてしまいます。
ということは、感情に優劣のレッテルが貼られている限り、患者さんの骨盤はがれは何度でも再発し、結果、慢性的な肩こりとなってしまうのです。
どうすれば感情の優劣のレッテルをはがせるのか。
そのためには、この感情は、こういう理由で必要だから、いまこのタイミングで感じているのだと、証明する必要があるのです。
こうしてわたしの、感情の意味大捜索がはじまりました。
つづく
■ 解読カイロプラクティックの解読施術は、骨のゆがみのパターンから、体のことばのジャンルを割り出し、一緒にその理由を推理し、ゆがみ解除に向かう対策を考えます。
※解読による症状の変化には個人差があります。
※解読カイロプラクティックは、病院の治療と並行して行っても大丈夫です。
また病院に通院中の方は、解読により痛みが消えても自己判断で通院はやめないでください。
こちらでは、整体師やカイロプラクターの方が実践で使える診断ポイントなど、かなーりマニアックな記事を書いていく予定です。 noteはこちら
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