今日は、尾骨(尾てい骨)の痛みのいろいろなケースをご紹介しましょう。
尾骨のキーワードを図にすると、こうなります。
「ここまでは安全。だけどこれ以上続けると危険」
似たようなメッセージに左肩こりがあり、「ここまでは間違いではないけれど、これ以上は無駄になるよ」というものですが、
尾骨サインは、このラインを越えると危険領域になります。
メッセージの語調も強く、一刻も早くこの場を去りなさいというものです。
これに当てはまるケース
・限度を超えた叱責を受け続ける
・殺虫剤・防虫剤の使い過ぎ(虫を殺すための毒薬でもあることを認識しましょう)
・除菌スプレーの使い過ぎ(菌を殺すための毒薬でもあることを認識しましょう)
・姿勢矯正グッズの長時間使用(身体に良いとされることでも、適正な時間が存在します)
因みに、尾骨痛は十二指腸の反射痛でもあります。
そのため限度を超えた叱責や薬品に触れ続けると、十二指腸に負担がかかり、強い腹痛で緊急避難の手助けをしてくれることもあります。
これらのケースの中で最も注意が必要なものは、除菌スプレーです。
なぜなら、最も気づきにくいからです。
なぜならテレビのCMなどで、こども部屋にシュッシュッしている映像を流していたりするので、安心だと錯覚しがちだからです。
因みに、大手メーカー製造のCMでもおなじみの除菌スプレーの中には、少量でも週に数回の頻度で使うと、この危険サインが出るものもあります。
また、尾骨は最終警告で登場するので、その前には腹痛で知らせることが多いです。
お子さんが腹痛を訴えはじめた時期と、除菌スプレーを使い始めた時期が一致している心あたりがある方は、念のため下記の検査をしてみてください。
これは自分自身の体で検査します。
まずはうつ伏せになります。
次に、右足と左足を交互に上げ比べます。
足を上げるときは、膝は伸ばしたまま上げます。
この時、左足が重い場合は、次の検査に進みます。
右足が重い場合は、除菌スプレー以外の警告を出しているので、除菌スプレーについての質問に体は答えてくれません。その場合は、この検査を終了してください。
左足が重かった方は、次の項目で同様に右足と左足を交互に上げ比べるテストをしてみてください。
A・その除菌スプレーをやめて、他の除菌スプレーに替える。と、イメージしながら、右足と左足を交互に上げ比べる。
B・その除菌スプレーを今までのように使いつづける。と、イメージしながら、右足と左足を交互に上げ比べる。
いかがでしたでしょうか。
もし、Aの使いつづけるで左足が重く、Bの他の除菌スプレーに替えるで左足が右と同じくらいに軽くなったら、その除菌スプレーを使いつづけると、今後何らかの弊害が発生する恐れがあります。
また、CMで宣伝されている衣類の防虫剤の中にも、このサインが出るものがあります。
除菌スプレーの検査と同様に、その防虫剤を使いつづける、他の防虫剤に替えるで、足上げテストをしてみてください。
さて、今発生している尾骨の痛みのメッセージは、除菌スプレー警告なのかそれとも前の投稿で紹介した卒業サインなのか、それを見極める反射点があります。
これを知りたいかたは、来年どこかで、それをお伝えする講座を企画しますので、note か、ホームページか、ラインでお知らせをチェックしていてください。
わたしは講演はあまり得意ではないので、小さなお勉強会のようなスタイルで行います。
■ 解読カイロプラクティックの解読施術は、骨のゆがみのパターンから、体のことばのジャンルを割り出し、一緒にその理由を推理し、ゆがみ解除に向かう対策を考えます。
※解読による症状の変化には個人差があります。
※解読カイロプラクティックは、病院の治療と並行して行っても大丈夫です。
また病院に通院中の方は、解読により痛みが消えても自己判断で通院はやめないでください。
こちらでは、整体師やカイロプラクターの方が実践で使える診断ポイントなど、かなーりマニアックな記事を書いていく予定です。 noteはこちら
解読カイロプラクティック
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