そして、信用を失うケースで最も多いのが、左首のコリが警告する原因です。
それは、
『ひとつで勝負しろ!』
言いかえると、
" 複数の役割をすべて完璧にしようとすると、信用を失いますよ "
ということ。
本業と副業
管理職と現場
など、わたしたちは、複数の役割を担うことがあります。
そのとき、あっちもこっちもどちらも完璧にしようと頑張ると、いちばん大切にしたい場所で信用を失う危険があります。
体は、食事の警告、人間関係の警告、進路の誘導などいろいろな種類のメッセージを発信しますが、それらの共通の目的は、人類を滅亡させないことです。
人間は群れで生き抜く生き物ですから、体は、群れを崩壊させないように誘導するのです。
群れというのは、それぞれが1つずつ役割を担うことで強くなります。
1人が2役を担うと、それぞれのことに注げる力は半減してしまいます。
もし、群れの全員がそれぞれ2役ずつ担うと、すべての役割のクオリティが下がり、群れ全体の力が半減してしまいます。
群れが弱くなると、群れが滅ぶ危険がでてきます。
そして群れが滅ぶと、人間は群れの中で子孫を繁栄させるので、それができなくなるということは、人類が滅ぶ危険がでてきます。
そのため体には、群れが弱体化する方向に向かわないようにする仕組みが組み込まれています。
そのうちのひとつが、感情の発動条件です。
感情というものは、感じている間は自分の意思で変えることはできません。
あの人を好きと感じている時に、その場で嫌いになろうとしてもそうはいきません。
あの人を嫌いと感じている時に、その場で好きになろうとしてもそうはいきません。
ただし感情には発動条件があり、それが揃うと、ある特定の感情が出現する仕組みがあります。
そこで注目する感情が、
” 信用 "
という感情です。
これは感情ですから、信用できないと感じているときに、その場で信用している感情に変えろと言われても無理です。
では、信用という感情の発動条件は何かというと、
・仕事を依頼した相手が、1つの役割に徹していること
逆に、仕事を依頼した相手が2つの役割を両方とも完璧にしようと頑張っていると、信用という感情は発生しないようになっているようです。
例えば2人の部下それぞれに同じ仕事を任せたとします。
1人は、その仕事1本に全力をかけています。
もう1人は、副業を持っていて、その副業と任された仕事両方とも全力をかけています。
ある時、2人の部下が、全く同じミスをしました。
この時、あなたが部下に、もう一度リベンジのチャンスを与えるとしたら、どちらの部下に与えるでしょうか。
もし仕事1本に全力をかけている部下に対して、信用を感じられずリベンジのチャンスを与える気にならなければ、その部下は、すべてを失うことになります。
それはとても怖いので、次からその部下は、保険として副業を持とうとするでしょう。
そんな流れでみんなが副業を持ちはじめたら、群れの力が弱ってしまいます。
ですから体はその流れを食い止めるために、全力をかける役割を1つに絞っている相手に対しては、失敗したとしても信用という感情が消えないようにセットされているのです。
では、業務命令で否応なしに2つの役割を担わざるを得ないときはどうすればいいのでしょうか。
それは、完璧を求めるのをひとつに絞り、もう片方は、できなかったらしょうがないくらいの比重にしておくことです。
体は、複数の役割をすべて完璧にしようとすると、警告のゆがみを発動させます。
このとき、段階を踏みながら警告してくれます。
その最初のサインは、
つづく
■ 解読カイロプラクティックの解読施術は、骨のゆがみのパターンから、体のことばのジャンルを割り出し、一緒にその理由を推理し、ゆがみ解除に向かう対策を考えます。
※解読による症状の変化には個人差があります。
※解読カイロプラクティックは、病院の治療と並行して行っても大丈夫です。
また病院に通院中の方は、解読により痛みが消えても自己判断で通院はやめないでください。
こちらでは、整体師やカイロプラクターの方が実践で使える診断ポイントなど、かなーりマニアックな記事を書いていく予定です。 noteはこちら
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