ここからは、いろいろな種類の伝書鳩コミュニケーションを、骨のゆがみの解説と共にご紹介していきます。
まずは基本形の伝書鳩コミュニケーションから。
【伝書鳩基本形】
この伝書鳩コミュニケーションはどういう理由で発生するのだろう。
目の痛みを訴えていたAさん20名に動機を聞くと、一番多かった理由が、
Bさんへの配慮でした。
「わたしは言葉がきついから、言葉が優しい伝書鳩さんに言ってもらったほうがいいと思って」
ところが実際は、2対1の攻撃になっていて、Bさんは大きなダメージを受けてしまいます。
Aさんの配慮は、完全に裏目に出てしまったのです。
裏目とはよく言ったもので、ほんとうに目の裏が痛くなるのです。
もしかしたらこの目の痛みは、
『あなたのBさんへの配慮は、裏目に出てしまいますよ』と、伝えているのかもしれません。
では、体はどのようにこの目の痛みを作り出しているのでしょうか。
まず最初に、仙骨がゆがみます。
するとその影響で、後頭骨がゆがみます。
どうしてそうなるのかというと、
頭蓋骨の内側と仙骨内部は、硬膜という一枚の硬い膜でつながっているからです。
その膜は、頭蓋骨の内側と、上部頸椎内部と、仙骨内部にくっついていて、
それ以外の脊柱内部にはくっついておらず、ただ内部をストローのように通過しています。
そのため、仙骨がゆがむと、操り人形のように頭蓋骨もゆがむのです。
特に影響を受けるのが、後頭骨です。
そして、後頭骨がゆがむと、それに連動して、蝶形骨がゆがみます。
この図は、頭蓋骨を下から見たものです。
大きな穴が開いている青い骨が、後頭骨。
そのすぐ上にある黄色いちょうちょ形した骨が、蝶形骨です。
この2つだけ取り出してみましたー。
見ての通りこの骨は、頭蓋骨の土台部分にあるので、
お互いが連動してバランスをとっています。
こんなイメージです。
そんなこんなで、蝶形骨がゆがむ訳ですが、
この蝶形骨は、目の玉を包む骨の一部でもあるのです。
で、よく見てください。
黄色の蝶形骨の上にある、水色の骨は、前頭骨(おでこの骨)です。
これを正面から見ると、こうなります。
ね ♪
で、この黄色い蝶形骨の羽の付け根あたりに穴が開いてるでしょ?
ここを、視神経が通過しているのです。
だからこの骨がゆがむと、目の奥が痛くなるのです。
とまぁこんなメカニズムをカイロプラクターは勉強しているので、
その大元の仙骨やら、蝶形骨やらを矯正して、痛みを取り除く訳です。
ただし!
何度矯正しても、
この伝書鳩コミュニケーションをすると、
瞬時にこのゆがみが復活してしまうのです。
そして、このゆがみの影響は、目の痛みだけに留まりません。
それが長期に渡ると、硬膜のねじれによって発生する電気信号が、内臓やらホルモンに影響を及ぼし始めます。
因みに、この伝書鳩コミュニケーション特有のゆがみから影響を受ける内臓は、
つづく~
■ 解読カイロプラクティックの解読施術は、骨のゆがみのパターンから、体のことばのジャンルを割り出し、一緒にその理由を推理し、ゆがみ解除に向かう対策を考えます。
※解読による症状の変化には個人差があります。
※解読カイロプラクティックは、病院の治療と並行して行っても大丈夫です。
また病院に通院中の方は、解読により痛みが消えても自己判断で通院はやめないでください。
こちらでは、整体師やカイロプラクターの方が実践で使える診断ポイントなど、かなーりマニアックな記事を書いていく予定です。 noteはこちら
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