目の痛みを推理 伝書鳩基本形(6)(7)(8)のつづきです。
さて、ここまでAさんとBさんに発生するメッセージのことをお話ししてきましたが、
伝書鳩さんの体にはなにか警告はでないのでしょうか。
もちろん、あります。
というか、症状はこの3人の中で一番重く、時には命に関わる深刻な事態になることも珍しくありません。
その代表的なメッセージが、
怪我です。
体は、メッセージの症状を作りだすために、自由自在に骨を歪ませます。
どうやって歪ませるのかというと、骨にモーターがついている訳ではないので、ターゲットの骨に付着している筋肉を左右非対称に緊張させるのです。
ですから、歩いている時やスポーツをしている時に、筋肉の緊張をちょいちょいっと操作してバランスを崩させるなんて、訳もないのです。
伝書鳩さんの怪我の部位で最も多いのが、指です。
体は、「誰かの手先になっていますよ」と伝えようとしているのかもしれません。
指の骨折をした患者さん達のカルテを調査すると、骨折する前に、共通のゆがみが発生しているのです。
そこがゆがむと、大腿四頭筋(太ももの前面の筋肉)が緊張しっぱなしになります。
筋肉のパワーは、緩んでいる状態から縮んだ状態までの幅が、大きければ強く、
小さければ弱くなります。
太ももの筋肉のパワーがなくなると、自分ではいつもと同じように歩いているつもりでも、実際は、地面から足が上がっていないので、ほんの小さな突起物につまづきやすくなるのです。
さらに、指の関節の柔軟性を失わせ、より怪我をしやすいように仕組みます。
特に、ここは絶対に1対1で向き合わなければならない大事な場面のときに伝書鳩に入ろうものなら、柔軟性を失うだけでなく、変形することもあります。
これも、指の関節を意識させて、「関節的なコミュニケーションは危険だよ」と伝えているのかもしれません。
これが、警告レベル1の現象です。
最近指を骨折して、そういえば伝書鳩やっちゃったたかも!という心あたりがあるかたは、この警告のうちに伝書鳩役をやめることをお勧めいたします。
そして、絶対にやめてほしいのは、夫婦の会話の伝書鳩を子どもにさせることです。
「パパにそれやめた方がいいよって言っておいて」
「パパー。ママがそれやめた方がいいって」
「ママに、だったらもう少し〇〇しておけって言っとけ」
「ママー、パパが・・・」
最近うちの子、よく転ぶなーという心あたりがある方で、最近夫婦のコミュニケーションを子どもを通してやっている心あたりがあるかたは、すぐに対策をお勧めいたします。
1対1でしっかり向き合うか、それが出来ないのであれば、離れてしまったほうが安全です。
また、親子の会話でも、ついつい話しやすい方の子どもに伝書鳩をさせるのも危険です。
「タロウはあんたが言うことだったら聞くから、〇〇するように言っておいてくれる?」
このように伝書鳩役をさせられた子どもの体には、ほぼ100%警告サインが出現します。
レベル1のサインを見逃して、まだ伝書鳩さんを続けていると、体はレベル2の警告を登場させます。
つづく
■ 解読カイロプラクティックの解読施術は、骨のゆがみのパターンから、体のことばのジャンルを割り出し、一緒にその理由を推理し、ゆがみ解除に向かう対策を考えます。
※解読による症状の変化には個人差があります。
※解読カイロプラクティックは、病院の治療と並行して行っても大丈夫です。
また病院に通院中の方は、解読により痛みが消えても自己判断で通院はやめないでください。
こちらでは、整体師やカイロプラクターの方が実践で使える診断ポイントなど、かなーりマニアックな記事を書いていく予定です。 noteはこちら
解読カイロプラクティック
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