· 

寿命を推理(2) 巻き込まれ伝書鳩 それは命を使って、仲間を助ける最終手段

そして、わたしが自信を持って伝えられる絶対的な共通点があります。

 

それは、体はその人に罰を与える目的で命を絶つことは絶対にないということです。

 

わたしたちが大きな危険にさらされたとき、何をどうやっても回避できないようなケースがあります。

 

そんな時、その流れを止めるために、命を使ってくれる人がいるのです。

 

そして、今まさに、わたしたちはその現場を目の当たりにしているのです。

 

順を追ってお話ししていきましょう。

 

まず、体はなぜ、感情を伝える時の伝書鳩コミュニケーションをここまで警戒するのか。

 

それは、伝える側が複数になることで、体が反射的に狩りモードになるからです。

 

今まで伝書鳩コミュニケーションの基本形の解説をしてきたのは、ここからお話しする巻き込まれ伝書鳩の本当の恐ろしさが見えてくるからです。

 

あなたは、愚痴の聞き役になったことがありますか?

 

その時あなたは、楽しいですか? それとも、疲れますか?

 

あなたが愚痴を聞きながら疲れを感じる場合、それは、あなたの器が狭いわけではありません。

 

その愚痴は恐らく、危険な愚痴です。

 

その一例をご紹介しましょう。

 

こちらの図をご覧ください。

 

左上の ① の会話が、危険な愚痴です。

 

Cさんは、Aさんの愚痴を聞いています。

Cさんが打っている相づちは、Aさんに寄り添うことでAさんの辛さがいくらかでも癒されればというやさしさです。

 

ところがAさんは、その相づちをBさんに伝えるのです。

 

Bさんにしてみれば、そんな要求を受け入れられるはずがありません。

2対1で、何だか自分が悪者と決めつけられている。

このまま悪者にされたまま引き下がる訳にはいきません。

Bさんも、自分の賛同者を集めに走ります。

 

これが、多数決戦争です。

この多数決戦争は、やがて残酷な展開になっていきます。

 

いじめなどは、その典型です。

複数になると、狩りモードになるので、相手の痛みに鈍感になります。

 

これだけでも十分に残酷なのですが、ここでAさん派閥のひとりが、Bさんの友達になろうとすると、

 

「Bさんの友達になるのなら、おまえもいじめるぞ!」と、脅されるのです。

 

なぜならこれは多数決戦争なので、Aさん派閥から1人抜け、Bさん派閥に1人入ると、

 

2議席違ってくるのです。

2人3人と抜けると、情勢は逆転してしまうのです。

ですから多数決戦争において、派閥を抜けることは、最大の悪となるので、暴力を使ってでも防ごうとします。

 

これが国レベルになってくると、拷問とか、考えられないような暴力が登場してきます。

 

また、相手の人数を増やさないように、女性や子供を狙った虐殺に発展することもあります。

 

仲間同士が支配し合い、殺し合う。

 

体はこれを人類滅亡の危機と捉え、なんとか食い止めようとします。

 

20数年前、コンゴで大虐殺があった年に、エボラ出血熱が登場しました。

 

暴力を振るって、返り血を浴びたら感染する病です。

 

戦争が起こると、レイプも横行します。そんな時には、性病が発生して抑制しようとします。

 

数年前、ISISなどが登場した時、このまま第三次世界大戦に突入してしまうのか?と、世界が怯えたタイミングで、エボラ出血熱が登場しました。

 

あの時も、各国エボラ対策に追われ、戦争どころではなくなりました。

 

今、新型肺炎の対応で、各国が対策に追われていますが、その直前に何が起きていたかというと、中国と香港の緊張が高まり、このまま内戦に突入してしまうのかと世界が懸念していました。

 

隣国で戦争が起きたら、日本はどうなってしまうのだろう。

 

戦争が起きる前というのは、各地で集会が持たれ、演説で士気をあおります。

もしかしたらわたしたちは、コロナウィルスによって、戦争への流れを一旦断ち切ってもらえたのかもしれません。

そして、演説で影響されない環境下で、1人1人冷静に世の中を見ることで、その流れがかわっていくのかもしれません。

 

人が集団で動き出したとき、その危険に気がつきながらもその流れを止められない時があります。

そんなとき、体は、ウィルスに感染しやすくするために、免疫力を下げる歪みを発生させます。

 

そのために、感染して命を落とすこともあります。

では彼らが何か悪いことをしたのかというと、そんなことはありません。

わたしは、このウィルスに感染して命を落とされた方たちは、ただの犠牲者だとは思えないのです。

彼らは世界を救ったのだとわたしは感じています。

 

戦争のように大きな争いも、始まりは、小さな多数決戦争なのだと思います。

だから体は、多数決戦争に発展しやすい伝書鳩コミュニケーションを感知すると、即座に警告の歪みを発生させるのです。

 

では、ここで問題です。

 

Aさんに相づちを求められたCさんは、多数決戦争に巻き込まれないようにするためには、どうかわしたらいいのでしょうか。

 

ここから先は、武道と一緒です。

 

相手の強さ、自分が今置かれている環境によって、対処法は様々です。

 

失敗をくり返しながら、攻略法を探すのです。

 

何か攻略法を思いついた方は、noteのコメント欄にお願いいたします!

 

 

 

つづく

 

次回は、安全な愚痴と危険な愚痴の見極め方です。

■ 解読カイロプラクティックの解読施術は、骨のゆがみのパターンから、体のことばのジャンルを割り出し、一緒にその理由を推理し、ゆがみ解除に向かう対策を考えます。

 

■ 解読による症状の変化には個人差があります。

 

■ 解読カイロプラクティックは、病院の治療と並行して行っても大丈夫です。

 また病院に通院中の方は、解読により痛みが消えても自己判断で通院はやめないでください。

note はじめました!

こちらでは、整体師やカイロプラクターの方が実践で使える診断ポイントなど、かなーりマニアックな記事を書いていく予定です。 noteはこちら

解読カイロプラクティック

京王線府中駅から徒歩7分