ではなぜ家族が5時間以上起きた状態で一緒に居るとまずいのでしょうか。
それは、家族同士で察し合ってしまうからです。
体は、6歳以上の家族や仲間同士で、察し合うことをとても警戒しています。
なぜなら、察するという行為は、本来獲物に対して行うものだからです。
例えば釣りをするとき。
釣り人は、魚の感情を察して作戦を練ります。
「この魚はきっとこういう餌が好きだろうな」と察して餌を選びます。
「そろそろこの魚がお腹を空かせる時間だ。きょうは暖かくて晴れているから、このあたりに集まるはずだ」と察して、そのポイントに餌を投げ入れます。
魚が餌を警戒してツンツン突っついている時は、それを察してじっと待ちます。
魚が油断して餌を口に入れたら、それを察して釣りあげます。
狩りとは、獲物との察し合いの勝負なのです。
生き物たちは、それを大昔から繰り返してきました。
そのため体は、相手のことを察すると、「あ、狩りが始まった」と判断し、ホルモンバランスを変化させ、戦闘モードに入るのです。
戦闘モードに入ると、すべての基準が、勝つか負けるかになります。
そして勝者は、敗者を100%支配したい感情が発生します。
釣り人は、察し合いの勝負に勝ち、魚を釣り上げました。
今、その魚は、釣り人の手の中で、ピチピチと暴れています。
釣り人は、その魚をキャッチ&リリースで海や川に戻すか、殺して食べるのかをその場で決めます。
狩りの勝者は、相手を生かすか殺すかを100%決める権限を持ちます。
これは、完全なる支配です。
この感情は、獲物を殺生するという行為をさせるために必要な感情です。
ただし、その相手は獲物です。
それを仲間に向けるということは、共喰いです。
共喰いにエネルギーを注いでいては、外でまともな狩りができません。
そのため体は、家族や仲間同士で察し合わせないように、いろいろなサインを出します。
その中で一番多いのが、
相手が察する前に、自分の感情を言葉にして伝えてしまうというもの。
感情を聞いてしまえば、察しようがありません。
ところが今回のコロナ自粛がはじまると、このテクニックだけでは補えない事例が出始めました。
それがこの5時間リミットなのです。
仲間同士のコミュニケーションが連続で5時間続いたら、自動的に体が狩りモードに入るのです。
このモードに入ると、感情を伝えあっても、その裏の感情を探り合いはじめてしまうのです。
なぜなら、狩りは騙し合いが基本だからです。
虫が枝に擬態するのは、「わたし虫ではありません。枝です」と相手を騙すためです。
ルアーフィッシングでは、模型の魚を本物のように動かして、魚を騙しています。
そのためこの狩りモードに入ると、相手が本当のことを言っても、疑う感情が湧き、その裏の感情を察しようとしてしまうのです。
そういう時に体がよく出すヒントは、外に出ちゃいましょう作戦です。
片方が家を出て、喫茶店や習い事に行くことで、一緒に居る時間を5時間以内に抑えられます。
ところが今はその作戦が使えません。
そこで登場したのが、眠る時間をずらす作戦です。
昼寝や、夜眠らせないことで、連続5時間を超えないように体が調整してくれるのです。
赤ちゃんの夜泣きも、その調節のひとつと考えられます。
ということで、このメカニズムが分かっていれば、いまの自分の家の状況と照らし合わせて、いろいろ対策が思いつくはずです。
次回は、こどもの夜中の不眠の理由が、家庭内の5時間リミットかどうかを見極める反射点を、公開します。
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【新型コロナウイルスの感染拡大に伴うお知らせ】
新型コロナウイルス感染拡大防止のための外出自粛要請を受け、オンラインによる解読施術を開始することにいたしました。
緊急事態宣言解除までの期間は、オンライン施術のみのご予約を承ります。
来院を自粛していただく状況は緊急事態宣言の期間によって変動いたしますので、当院のホームページにてご確認くださいますようお願い申し上げます。
患者さまにはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解賜りますよう何卒よろしくお願いいたします。
【オンライン施術の効果】
腰痛、肩こりなどのサインを、足上げテストや反射点の痛みをヒントに読み解くと、体が安心してサインを解除してくれます。
来院しての施術と違うところは、反射点の触診を、ご自分で行っていただくことです。
反射点の触診ポイントは、zoomの画面でお互い対面しながらお伝えいたします。
反射点の触診ポイントを覚えるメリットは、症状が再発しても、前回と同じサインかどうかを自分で確かめることができるようになります。
一度解読したものなら、気をつけるポイントが分かっているので、すぐに自力で対処できます。
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■ 解読カイロプラクティックの解読施術は、骨のゆがみのパターンから、体のことばのジャンルを割り出し、一緒にその理由を推理し、ゆがみ解除に向かう対策を考えます。
■ 解読による症状の変化には個人差があります。
■ 解読カイロプラクティックは、病院の治療と並行して行っても大丈夫です。
また病院に通院中の方は、解読により痛みが消えても自己判断で通院はやめないでください。
こちらでは、整体師やカイロプラクターの方が実践で使える診断ポイントなど、かなーりマニアックな記事を書いていく予定です。 noteはこちら
解読カイロプラクティック
京王線府中駅から徒歩7分