今日は、乳がんの共通キーワードとセルフ推理法のお話をします。
まず最初に、生殖器の共通キーワード。
それは、
分をわきまえる
乳房に限らず、子宮、卵巣、前立腺、精巣、のような生殖器の共通キーワードは、『分』です。
それは、自分の役割の範囲を理解すること。
生殖器と他の臓器との違いは、生殖器だけが男女で違うものがついていることです。
そのため、生殖器は、役割の象徴なのです。
そして自分の役割の範囲のチェックポイントというのがいくつかあって、
Aのポイントを理解していないと、子宮、前立腺の病気、
Bのポイントを理解していないと、卵巣、精巣の病気のように、メッセージの発症部位が違ってきます。
因みに乳がんのポイントは、
”重要なポジションを受け持てる範囲” です。
乳房は、自分が消化した栄養と免疫力を赤ちゃんに与えるものです。
その行為は、赤ちゃんに最も大きな影響を与えます。
そのため、仕事の中でも自分の判断ひとつで組織や相手に大きな影響を及ぼす役割においては、体が乳房を使っていろいろ指示してくるようです。
今からいくつかの事例をお話ししますので、ご自分の胸にしこりができた時の状況と照らし合わせてみてください。
【ケース1・山口純子 解読カイロプラクター】
わたしの左胸にしこりができた時期は、連続講座を自分で企画して全国を飛び回っていた頃でした。
その時思ったのは、もしこれが乳がんなら、治療などで講座を中断しなければならないかもしれない。
講座後のアンケートの評価はけっこう良かったのですが、次期の計画は中止することにしました。
今期の最終日を終えた後、乳がんの検査を受けにいきました。
ところが、検査当日、あのこぶし大のしこりが消えていたのです。
一応心配なので一通り検査を受けましたが、何もありませんでした。
このことからわたしが感じることは、
わたしにあった教育の形は、講演ではなく個人指導。
個人指導で深く掘り下げていくピアノのレッスンに近いのかもしれません。
【ケース2・Kさん 50代 主婦】
Nさんが乳がんの告知を受けたときは、アロマテラピーのお店を出そうと準備をしている時でした。
すでにリンパへの転移があったため、乳房を全摘しました。
抗がん剤治療を受けながら思うところがあり、アロマテラピーのお店を出すことをやめました。
その後10年以上再発はありません。
Nさんは、医師や看護師とかかわることで、他人の健康に携われるようになるためには、相当のステップを踏む必要があることを肌で感じたそうです。
アロマテラピーは、自分の趣味として時々楽しむものになりました。
自分には、主婦として培ってきたものがあることも同時に知ったので、これからはそれを生かして役に立っていきたいそうです。
【ケース3・Tさん 30代 鍼灸師】
Tさんが乳がんの告知を受けたときは、夫の整骨院を手伝いはじめて半年ほど経った頃でした。
ステージは1a。初期中の初期でした。
なぜこんなに早く見つかったのかというと、尋常ではない痛みがあったからです。
とはいえ体を診ると、頸椎を歪ませ、自然治癒能力を封印していました。
手術をしても、再発させる気満々です。
Tさんは、ご主人と結婚する前は、自分で鍼灸院を経営していました。
そして結婚を機に、その鍼灸院を閉め、ご主人の地元でご主人の整骨院を手伝いはじめました。
ご主人の経営方針とTさんの価値観は大きく違っていましたが、Tさんは自分の方針を封印してご主人のやり方に合わせていました。
時折この患者さんは、自分の施術のほうが楽になると分かりながらご主人のやり方で施術をするとき、胸が痛む思いでした。
ほんとうは、ご主人の手伝いではなく自分の鍼灸院を立ち上げたいのですが、いま主人の手伝いをやめることは無理と、その願いを封印してきました。
でも、癌になったことで、考えが少し変わりました。
癌で死んでしまったら結局主人の手伝いはできない。
ということは、いざとなったら主人はなんとかする。
手伝いをやめることは不可能ではない。
手術後、Tさんは自分の鍼灸院を立ち上げました。
自然治癒能力を封印する首の骨の歪みはその後発生していません。
【ケース4・Nさん 40代 アルバイト】
Nさんは、転職直後に胸にしこりができました。
その職場は、発達障害や精神疾患の方がお仕事をするところで、彼女の仕事は、そのサポートをするものでした。
彼女は、発達障害の方や精神疾患の方の専門知識はありません。
その中でサポートをすることに不安を感じていました。
その職場で彼女の胸のしこりはどんどん大きくなり、ピンポン玉くらいの大きさになっていました。
専門知識を持たないスタッフが多いその職場では、胸のしこりができる人が続出していました。
半年後、Nさんがその職場をやめた直後に、しこりは消失しました。
いかがでしょうか。
ご自分の胸にしこりが発生したタイミングと、これらの事例に当てはまるものはありませんか?
これらの例からみえてくることは、
あなたには生まれもった大きな影響力を持つ才能があるのだから、それを使える場所を見極めなさい。
そしてそれ以外のジャンルは、今あなたがやることではない。ということを知っておきなさい。
というメッセージです。
イチローが引退会見で、監督への道の可能性を聞かれた時、
「それは絶対ない。絶対がつきます。向いていません」と言い切っていました。
これを見て感じたことは、天才は、自分の才能の範囲を明確につかんでいるということです。
乳がんになる人の特徴は、才能を生かせる仕事についたことがあり、そこで出来る人間という評価を得ている点です。
そのため、ジャンル外の役割についたとき、信頼があるが故に最初から重要な仕事を任せられてしまうことがあるのです。
こういうときに胸のしこりが発生しやすいのです。
心当たりがあるかたは、体への質問方法に進みましょう。
つづく
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■ 解読カイロプラクティックの解読施術は、骨のゆがみのパターンから、体のことばのジャンルを割り出し、一緒にその理由を推理し、ゆがみ解除に向かう対策を考えます。
■ 解読による症状の変化には個人差があります。
■ 解読カイロプラクティックは、病院の治療と並行して行っても大丈夫です。
また病院に通院中の方は、解読により痛みが消えても自己判断で通院はやめないでください。
こちらでは、整体師やカイロプラクターの方が実践で使える診断ポイントなど、かなーりマニアックな記事を書いていく予定です。 noteはこちら
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