目次
4・解読成功事例から見る、前立腺がん予防対策
5・前立腺を解読するための検査法と反射点
4・解読成功事例から見る、前立腺がん予防対策
「先生、父が前立腺がんのステージ4と診断されました。
助けてください」
昨年の7月に受けた解読依頼。
そして先日の検査結果は、腫瘍マーカーの値が0.8とのこと。
マーカー値は4から癌の疑いがあるので、0.8は測定不能レベルだそうです。
前立腺がんになったお父様は、80代。
お話しを聞くと、60代で定年退職をした直後から、前立腺肥大が発生していました。
1年前の時点でのわたしがつかんでいた前立腺のキーワードは、
『プロの技を家族に使わないで!』
でした。
これにはご本人も思い当たるところがありました。
彼は家具職人で、ものづくりが大好きでした。
定年を迎えると、その腕を発揮する場がなくなってしまいました。
そのため、家族や親せきにいろいろな家具を作ってあげていました。
身内にプロの技を使いはじめた時期と、前立腺肥大になった時期が一致しています。
そこで最初の対策は、
家族や親せきにいろいろなものを作ってあげるのをやめてみることにしました。
でも、無理でした。
だって、彼はものづくりが大好きなのです。
そして彼にとってものづくりは、生きることそのものなのです。
実際それで検査の数値は変わりませんでした。
そこで、もういちど推理をし直してみました。
わたしが注目したのは、
家族や親戚にいろいろなものをつくり出したのが60代で、そのときは前立腺肥大のみで、がんは発生していない点です。
なぜ80代になっていきなり前立腺がんが発生したのか。
このタイミングに何かあるはずなのです。
そこでわたしが注目したのは、1995年から急激に前立腺がんが急増したことです。
この年に起きたことと同じことが、彼をとりまく環境で起きているはずなのです。
1995年といえば、Windows95の発売により、一般家庭にパソコンが一気に普及しました。
そのことで、世界中の仕事の形態が一気に変化しました。
いちばん大きな変化は、個人で起業しやすくなったことです。
自分の店舗を構えなくても、ホームページと名刺だけあれば、個人で気軽に起業できる時代に突入したのです。
彼が80代になった時、家族がパソコンに慣れ、パソコンに疎い彼の代わりに、ホームページや名刺をつくることができるようになっていました。
体のサインはとても現実的です。
彼の腕が現役でも、現実問題として狩場がない時は、まだがんの警告は出しません。
でも、彼が80代になったとき、家族の協力で狩場を作れる状況が整ったのです。
それなのに外の獲物をターゲットにした狩りに出ないと、体は前立腺がん発生させるのです。
ここで前立腺がんのキーワードが書き換えられます。
『プロの技を家族に使わないで!まだ現役だから、外の獲物をさがせ!』
「あなたはまだまだ現役ですよ!
あなたの才能は人類の宝です。このまま閉じてしまわないで!」
と叫ぶのです。
そして彼がとった対策は、
家族にホームページと名刺を作ってもらい、個人で工房を開業しました。
ただ、そこでもうひとつ問題がありました。
自宅にいると、どうしても直したい家具などが目について作ってしまうのです。
これを行いながら病気を発生させない方法はないものか。
この調査の途中で、わたしにはある疑問がありました。
この理論でいうと、こういう人たちはどうなのだろう。
料理人が家族のために料理をつくる。
塾の講師が家族に勉強を教える。
美容師が家族の髪をカットする。
治療師が家族を施術する。
彼らが全員前立腺の病気になっているかというと、そうではありません。
もちろん家族にプロの技を使っていない人たちと比べると圧倒的に前立腺の病気は多いのですが、100%ではないのです。
家族にプロの技を使っていながら、前立腺の病気になっている人となっていない人。
この違いは何なのか。
わたしは調査しまくりました。
そこから、家族にプロの技を使いながら病気が発生していない人には、ある共通点があったのです。
それは、
家族がその技を宣伝していたのです。
料理人が家族のために料理を作ったら、
家族はその料理を必ず写真に撮り、SNSに上げて、夫の職場の宣伝をしする。
塾の講師が息子に勉強を教えたら、
それによって上がった成績表をSNSに上げて、父親の塾を宣伝をする。
美容師の父親は、娘の髪の毛をカットしたら、
必ず娘さんに、
「よし!ご近所に宣伝してこい!」と言う。
娘さんは、ご近所のおばさま達に会うと、
「これね、パパに切ってもらったのー♪」
と、宣伝していました。
治療師が妻の治療をしたら、
妻がブログでその効果を宣伝する。
そして、彼とその家族がとった作戦は、
宣伝でした。
娘さんもお店を経営しているので、お父様はそこで使う鏡の木枠に見事な装飾を施しました。
娘さんは、それをSNSに上げて宣伝することにしました。
その結果、前立腺がんの検査の数値は、0.8という、測定不能なほどの正常値になりました。
わたしは解読が成功するたびに思います。
体はただ苦しめるだけの目的で病気はつくらないのだと。
80歳を超えた彼が作った鏡の装飾を見たとき、わたしは理解しました。
この職人技は人類の宝だ。そりゃあ、体は癌をつくってまでも彼の腕を呼び戻そうとするわけだと。
この調査で、じつはもう1つの秘策を見つけました。
それは、
まかない作戦です。
料理人は、お客様のために用意した材料の余りや捨てる部分を使って、まかないという従業員や身内用の料理を作ります。
これは、狩りのための材料と身内の材料を明確に分けることで、これは狩りではないと体に認識させることになるのかもしれません。
まかないは、食材を無駄にしないだけでなく、自己免疫疾患の予防にもなっていたのです。
この作戦は、料理人以外でも使えます。
家具職人ならば、家族のためにつくるものは、余った木材などを使うというように。
解読成功事例から見る、前立腺がん予防対策。
それは、今のところ3つあります。
1・プロの技を家族には使わない。
2・プロの技を家族に使ったら、家族はそれを宣伝する。
3・まかない作戦。
この中で、自分にできそうな、できるだけ現実的な対策を選んでみましょう。
次回は、
前立腺を解読するための検査法と反射点
です。
つづく
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